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大学の茶道を振り返って①

2021年も早いもので残り1か月を切りましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。


さて、今回のテーマですが「大学の茶道を振り返って」です。


まずは、1年生の時の思い出から。

小平祭茶会―茶道部に入って初めての茶会が小平祭で、いろいろ勝手が分からなかった記憶がありますが、今振り返ると良い思い出の1つです。小平祭茶会は、今は無き職員集会所で開催していたため、練習もそこで行っていました。現在は規制線があり、草が生い茂っており、その変わりぶりには思うところが多々ありますが、ひとえに時の流れの早さを感じます。

次に夏合宿です。合宿では長野県の旅館で行ったのですが、その旅館がとても自然豊かなところにあり(茶事の最中に窓の外にサルが普通にいたことにびっくり)、夏でも涼しくて過ごしやすかったです。また、その旅館の離れの小間の雰囲気がとても素晴らしく、今まで行ったことのある茶室で一番好きです。加えて、懐石料理がおいしかったり、カラオケ・花火・ゲームなどでたくさん笑って楽しんだりした記憶ももちろんあるのですが、それを上回る足の痛み。3泊4日の間、練習中はほとんどずっと正座だったような……。とはいえ、2年・3年と行けなかったのは寂しいものです。

続いては一橋祭です。一橋祭では、初めて亭主・半東を務めたため、とても緊張した覚えがあります。しかし、それを通じて何か成長できたのではないかと勝手に思っています。

本茶会―新宿御苑で催され、初めて外部のお茶室で茶会をしたため、身がとても引き締まりました。3年生が本茶会で引退ということで和服を着た部員も多く、とても華やかな雰囲気でした。

最後に初釜です。1年の始まりということで行う行事です。ほぼ花月の思い出。

本来、3月に追い出し茶会が控えているため初釜後はそれに向けて部員も練習や準備を重ねていましたが、3月の初めに大学から課外活動禁止命令が出てしまいました。

そこから、2年・3年となかなか活動できず、月日は流れもうすぐ引退です。3年間普通に活動したかったなという思いはもちろんありますが、過ぎたことをいつまでも考えるのもよくありませんね。こんな状況でも入部してくれた今の1・2年生には感謝しています。残された時間はあと少ししかありませんが、引退の日まで楽しく活動していけたらと思います。


3年 明日は明日の風が吹く




 
 
 

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