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表千家と裏千家

今回のテーマは「表千家と裏千家」です。


私が幼少期より通っていた茶道教室は表千家であり、現在所属しているのも一橋大学「表千家」茶道部です。つまり、私は裏千家のお稽古を受けたことがありませんので、このテーマを引き受けた時は、何を書こうかと頭を悩ませていました(笑)。


ここでは、そもそも表千家と裏千家とは何なのか、具体的にはどのような違いがあるのか、について簡単に書きたいと思います。茶道には様々な流派がありますが、なかでも主流とされるのが表千家、裏千家、武者小路千家の三千家です。三千家を作ったのはいずれも千利休の孫である千宗旦の息子で、次男の一翁宗守が武者小路千家、三男の江岑宗左が表千家、四男の仙叟宗室が裏千家を作りました。裏千家の今日菴が通りから見て表千家の不審菴の裏にあることから「裏千家」と呼ばれているそうです。


表千家と裏千家にはお点前においても様々な違いがあるようです。女性の帛紗の色は表千家では朱色ですが、裏千家では赤色です。薄茶は、表千家ではあまり泡をたてませんが、裏千家ではよく泡立てるそうです。他にも、正座のしかた、お辞儀のしかたにも微妙な違いがあるようです。


このブログを書いていて、私自身も裏千家のお点前についてもっと詳しく知りたくなりました。


2年 社会学部











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